自ら“ 根無し草” の生き方を選び、物を捨て、人と繋がる
人生を生きる現代の“ 高等遊民” の足跡!
「海辺に住み、高原に住み、街中にも暮らし、日本列島南にも暮らし、
思い立って北海道にも至った。海を越えれば、台湾、スペイン、
メキシコ、コスタリカ、アメリカ合衆国など、思いつくままに着地をして、
ごく自然に暮らし始めていた。
なぜこうも当たり前のように移動できるのか、
そうして時を置かずに去ることが出来るのか、と自分に問いかけてみる。」
(「あとがき」より)
カラー口絵 8ページ 収載。
主な目次
序 台湾・南投県の山中で
第1部 台湾、日本、そしてアメリカの青春
わが家と台湾
母国から祖国へ──引き揚げ船の思い出
佐世保から三島、そして深川へ
渡米・フィラデルフィアの美術学校へ
まだ人種差別は厳然とあった ほか
第2部 記者の妻、二人の娘の母として
大阪での出会い、そして結婚
辞表を胸に出社する夫──煩わしい人間関係
定年後は海外で暮らしてみよう──第二の人生を ほか
第3部 世界あちこち二〇年──放浪夫婦が求めたものは
いよいよ定年、高原に移住──大分県の塚原高原へ
山小屋を開業──第二の就職?
飛んでシンガポール── 一家四人の海外旅行
山小屋を閉じて「旅」の生活へ──助走期間を終えて
夫婦そろって小学校に入学──メキシコ・クエルナバカ
河童の棲む家──千葉・大原に帰って
ポルトガル──港町・セジンブラ
ふたたびメキシコへ──地方を回る日々
夫が病む──保養地プエルト・バジャルタのスコール
コスタリカで家を買う──素敵な住環境で……
夫の希望で北海道へ──厳冬の生活の良さも知る
山口県光市の海辺へ──台風で雨戸が飛んだ!
インド・マドラス──マッサージの修了証をもらう
フィリピンの無人島に渡る──終の棲み家を求めて
夫の息を引き取る──「引き取ったものは無駄にできない!」 ほか
第4部 終の支度……そして、台湾に還る
夫が逝ってしまってから──自分を見失った日々
旅の再開は鎮魂から──実感した時の流れ
次女に息子が授かる──73歳のベビーシッター
家の解体を決意──娘達への最後の贈り物 ほか
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