本書は2006年から東京神保町の「サロンド冨山房 フォリオ」で開催されているサイエンスカフェの記録です。毎回、領域を牽引していらっしゃる素敵な方々のお話と、会場の皆さまとのディスカッションが収録されており、シリーズ3巻目の本書には、「数学の3つの働きとは何か?」「人類が地球上の生物に及ぼした過酷な影響とは」など幅広い、興味のつきない話題が収められております。
「目覚ましい進歩を遂げ、益々複雑化している科学・技術は、その中で生活することを余儀なくされている市民にとって、ブラックボックスとなってしまっている感があります。科学・技術の持つプラス・マイナスの両面を伝え、一般の方々が自ら考え、判断することをお手伝いするのが、このサイエンスカフェの目標です。」思いがたくさん詰まった本書で、まずサイエンスカフェの面白さを実感してください。
はじめに─「サイエンスカフェ@フォリオ」へのご招待 室伏きみ子
南極から地球と人類の未来を考える 柴田鉄治
「さわやかな科学の風」を運ぶ雑誌づくり 佐藤年緒
愛という名の記憶 あるいは愛と共依存のはざま 河野貴代美
理科教育とリスクコミュニケーション 堅尾和夫
産業・農業・医療分野における放射線 柴田徳思
ソフトウェアを科学する 武市正人
数学のエスプリ─一教師としての数学論 岡本和夫
小さな化学実験、大きな成果 萩野博
生物多様性の保全─飛べなく進化した鳥たちなどを例にして 松本忠夫
おわりに─サイエンスカフェでお会いしましょう 滝澤公子
サイエンスカフェへのご案内
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