世界累計1000万部突破!
死蠟化した遺体の発見がもたらす悪夢
想像を絶する連続殺人を描く圧巻の警察小説!
<刑事オリヴァー&ピア>シリーズ9
かつて孤児院から子どもを引き取り、里子として育てていたライフェンラート家の邸から、死後数日経過した遺体が発見された。死んでいたのは邸の主人だったが、ピアが現場付近を捜索したところ、事件は一変する。飼い犬のケージ付近の床下から、ラップフィルムにくるまれ死蝋化した三人の遺体が出てきたのだ。30人もの里子の世話に心血を注いでいた男は、恐るべき連続殺人犯だったのか? 〈刑事オリヴァー&ピア・シリーズ〉最新作!
レビュー(12件)
前作が、オリヴァーのこれまでの人生をたどる集大成のようなものだったので、次巻はどうなるのか、そもそもこのシリーズは続くのか、続いたとしてもスピンオフ的なものになるのでは? 危惧しておりましたが、いやはや本作もこれまでの流れにのったなかなかの圧巻でした。オリヴァーも時短で戻ってきました。 今回は、ピアの家族にかかわる話です。また、今回とりあげられている「サイコパス」もストーリー展開でうまく生きています。特にクライマックスの顛末ですね。 以下、ネタバレ要素をできるだけ控えて書きますので、先入観無しで読みたい方は飛ばしてください。 (ここから) サイコパスの中でもこの手のサイコパスは、常識的にはどうであれ、自分なりの規則であり正義のもとに動いています。そのため、あのときピアが突きつけたセリフは、サイコパスがなしていることの正当性を根本から覆すものであり、サイコパスに決定的なダメージを与えることになったのでしょう。 (ここまで) 次巻が楽しみです。