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庭のない都会暮らしを選び、ベランダで花を育てる「ベランダー」。そのとりあえずの掟は…隣のベランダに土を掃き出すなかれ、隙間家具より隙間鉢、水さえやっときゃなんとかなる、狭さは知恵の泉なり…。ある日ふと植物の暮らしにハマッた著者の、いい加減なような熱心なような、「ガーデナー」とはひと味違う、愛と屈折に満ちた「植物生活」の全記録。第15回講談社エッセイ賞。
庭のない都会暮らしを選び、ベランダで花を育てる「ベランダー」。そのとりあえずの掟は…隣のベランダに土を掃き出すなかれ、隙間家具より隙間鉢、水さえやっときゃなんとかなる、狭さは知恵の泉なり…。ある日ふと植物の暮らしにハマッた著者の、いい加減なような熱心なような、「ガーデナー」とはひと味違う、愛と屈折に満ちた「植物生活」の全記録。第15回講談社エッセイ賞。
レビュー(84件)
私はあまりハマりませんでした。文章があまり好みではなかったです。 カレルチャペックの園芸家12ヶ月と同時に購入したのですが、そちらが素晴らしく面白く、比較して読んでしまったのも良くなったのかもしれません。
あるある
読み進めながら自然に笑える場面があります。育てている好きな植物の好みは違いますが、季節が巡って来る度にあれも欲しいこれも欲しいと「ある、ある」場面に共感します。寒さに弱い植物を室内に取り込む時になって己の計画性の無さに唖然とするところなど、私もそのくちです。植物への愛情たっぷり、時に共感しながら知らなかった事もあって、楽しく読み進められる本です。
「植物男子ベランダー」がとても面白いので、原作のこちらを購入しました。正直言ってドラマほどとっつきやすくはない印象ですが、ガーデナー(あ、「ベランダー」ですね、失礼)あるあるな内容で、電車で読んでいてもくすっと笑ってしまいます。きっかりセオリー通りに植物を育てるタイプの方には腹立たしい部分もあるのかもしれませんが、私はこの本とドラマで人とのつきあい方が人それぞれなのと同様、植物とのつきあい方も人それぞれだなと改めて思わされています。ただし!これからベランダーあるいはガーデナーになろうとする方におすすめできる1冊ではありません。自分で何年か試行錯誤して植物を育ててみてから読んでいただきたいです。その方が何倍も楽しめますので。
面白いです
「植物男子ベランダー」の原作とういうことで購入してみました。やっぱり面白いですね。シーズン2も楽しみです。
楽しい。
年末のドラマ再放送で知り、購入。ドラマ同様期待通りのたのしさです。