本書は宗教哲学者である著者が、浄土真宗の根本聖典である『教行信証』を宗教思想書として体系づけた著書『講解教行信証(全4巻)』のダイジェスト版。
親鸞の大著を読むための概説書が、約30年振りに新装版として復刊。
直接『教行信証』を読むための入門書というようなものを書いてみたいと思ってペンを執ったのがこの書である。
従ってこの入門書を読んで『教行信証』とはこんなものかと思って、直接に『教行信証』を読まれないということになれば、全くわたしくしの意図に反する。わたくしは直接に『教行信証』を読んでいただくための準備書としてこの書を書いたのである。
(「はしがき」より抜粋)
はしがき
教行信証について
第一章 教行信証とはどんな書物か
一 教行信証のなりたち
二 教行信証の性格
第二章 教行信証の何か
一 往相回向と還相回向
二 真実の教とは何か
三 教行信証の順序
第三章 行とは何か
第四章 真実の信
一 三心
二 二河白道
三 横超断四流
第五章 現生正定聚
第六章 抑止門
第七章 証について
第八章 還相回向
一 還相回向とは何か
二 還相回向の活動とその根底
三 広略相入
四 一法句とは何か
五 善巧摂化
六 願作仏心即是度衆生心
七 巧方便回向
八 明楽勝真心
第九章 真仏土について
一 真仏土
二 真仏土の本質
三 一切衆生悉有仏性と成仏
四 仏性を見るとは
第十章 方便化身土巻
一 方便化身土の願
二 第十九願
三 顕彰隠密
四 第十九願の機
五 第二十願の機
六 第十八願の機
七 三願転入
八 末法
第十一章 化身土巻について
一 邪教批判
二 弁正論について
三 後序について
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