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炎に包まれた矯正施設から、命がけの脱出を成功させた紫苑とネズミ。イヌカシらに力を借り、意識を失ったネズミを病院に運んだ紫苑は、かつて地下世界の住人・老から託されたチップを医師のパソコンに差し込んだ。するとーー理想都市NO.6を支配していたのは、誰なのか。崩壊と再生の物語、怒涛の最終章! 崩壊と再生の物語、いよいよ完結! 炎に包まれた矯正施設から、命がけの脱出を成功させた紫苑(しおん)とネズミ。イヌカシらに力を借り、意識を失ったネズミを病院に運んだ紫苑は、かつて地下世界の住人・老(ろう)から託されたチップを医師のパソコンに差し込んだ。するとーー理想都市NO.6を支配していたのは、誰なのか。 ※本書は、2011年6月、小社より刊行された単行本に加筆・訂正したものです。 1 この眼で見たこと 2 一度きりだ 3 塵芥としか思えぬ 4 消えろ、消えろ、束の間の灯火 エピローグ
レビュー(49件)
らしい結末。
私の望む終わり方ではありませんでしたが、とても彼ららしい結末だったと思います。アニメでは相当端折られているので、アニメ勢の方にもぜひ読んでいただきたいです。
#1~#9まで、まとめ買いしました。 『明けていく空を思わせる色。光を内包し、静かに発光する。明け空と同じように美しい』 『濃い紫の瞳。黒が黒に重なる、その底からふっと立ち現れる闇の色』 ふたりの対比が魅力的です。 『あれは愛を吐露した者の眼ではなく、的確に人の急所を突き抉る者の眼だ。屈託の無い笑顔や、無防備な仕草や、真摯な眼差しに眩まされて何も見ていなかった。あんた、何者なんだ?』 続きがありそうな終わりかたで、beyondは読んでいませんが、できればまた完結編まで一気に読みたいので、何年後かにまとめ買いしたいです。 期待しています。
子どもに頼まれて、NO.6の作品をまとめ買いしました。近未来SF小説ですが、のめりこんであっという間に読破しました。
やっと読めました。
本屋に何度行っても、出てなかった続編にやっと会えました。 終わりは、ちょっとこれで終わりって感じでしたが、続編出ればいいのにな~と 思います。 今出ているのとは別にその後の・・
最終巻。終わったけど、終わりじゃなくてスタート。いつかまた。