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小犬の姿をした「八百万の神」(モノクロ)と暮らす大学生の美綾。読んだばかりの『将門記』についてモノクロと話していると、「一緒にその時代を見に行かないか」と誘ってきた。次の瞬間、美綾はモノクロと共に(意識体)となって本物の将門の時代へ飛んでいた。平将門が若きリーダーとして確かに存在しており、目の前に現れる! 意識だけの感覚に徐々に慣れた美綾はモノクロと別行動を取っていると、アクシデントが起こり、将門の護衛を務める蝦夷の少女ユカラの身体に閉じ込められてしまうが、ユカラの将門への気持ちを知ることに。やがて「えやみ」という邪悪な呪術が絡んだ親族との戦いが起きる。一方で「えやみ」を浄化しようとする「山の民」が変化したオオカミたちが、ユカラに力添えをして将門を危機から救おうとするが……。 「これぞ荻原規子。さすが荻原規子。本の中に引きずりこまれそう。神の視点で歴史を見るとはこういうことか !」八咫烏シリーズで人気の阿部智里氏、大絶賛! 壮大なスケールで描かれた書き下ろし、シリーズ第3巻ついに登場! 第一章 将 門 第二章 ユカラ 第三章 黒 田 第四章 モノクロ
レビュー(18件)
平将門が出てくると耳にして、あまり興味沸かなかったけれど、読み始めたらすぐに引き込まれていってなかなか面白かった。このシリーズは他のシリーズに比べて全然面白くないなと感じていたけれど、この第三曲は期待を裏切らない面白さだった。最後に思いもかけない展開もあって、第四曲も楽しみになったかも。
和製ファンタジー
共感しやすく面白かったです。次も楽しみにしてます。
5年近くたっての新刊なので、楽しみです。
あっというまに読破
毎回楽しみにしてます。あっというまに読破です。
読書
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