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『台湾論』騒動渦中に発行停止となった問題の書よみがえる! 近年、台湾では国民党主導による反日教育が改められ、日本統治時代を正しく評価する歴史教育がスタートした。ところが、日本では自虐史観という“虚構”が、日本人から「自信」と「誇り」を奪ってしまった。本書では、「台湾には日本が今こそ学ぶべき“正しい日本史”がある」とする筆者が、「日本人よ、自信と誇りを取り戻せ」と訴える。昨年7月に日本で単行本化されたものの、小林よしのり著『台湾論』を巡る一連の騒動の中で、販売中止に追い込まれた「問題の書」を緊急文庫化!
レビュー(60件)
貴重な戦時下の一次資料
著者の蔡焜燦氏は日本統治下の台湾に生まれ、日本の終戦後に中国統治下の台湾ですごした。 日本の統治下の台湾と中国の統治下の台湾と独立した台湾という、様々な台湾を知る蔡焜燦氏の回顧録です。 日本の歴史教科書がほとんど触れてこなかった、台湾の戦中と戦後が台湾人の視点で語られるとても貴重な一冊です。 今こそ、アジアの声に耳を傾けよう。
素晴らしい本です
本当に素晴らしい本です。 まず全国会議員に読んでいただきたい。 日本国民必読の書です。 凛とした日本人でなければならないと改めて思いました。
私は50代ですが、子供の頃はまだ祝祭日の門扉には国旗が掲げられていました。いつ頃からでしょうか?国旗を見なくなったのは。作者は自虐思考に凝り固まった日本をずっと愛し、元日本人の台湾人として誇りを持ち、いつも応援してくれていました。両国の架け橋となってくれた蔡さんのご冥福を心よりお祈りします。
虎ノ門ニュース8時入りで推挙され、こちらのレビューを見て購入を決定。とはいえ一概に台湾人とて親日ばかりではないのは残念。蓮舫しかり。ホンハイ社長はシャープを買い叩き、いずれ中国へ技術が流出という惨事は免れないだろう。
最近の嫌韓など 気になることが多く ふとこの本のことを知り 珍しく本をよみたくなりました。そして 一気に読んでしまいました。祖父のひとりはフィリピンで亡くなっています。 戦中、戦後の知らないことがいろいろあることを改めて知りましたし、台湾について もっと知りたいとも思いました。 ちょっと右寄り?なところは 受け入れがたいですが 史実として ほかの人にももっと多くの人に読んでもらいたいと思います。