行動心理学の立場から人間の基本行動である被服行動について様々な話題を含めて概観,分析する。〔内容〕なぜまとう/よそおう/買う/まねる/感じる/創造する/顔をつくる/身体をつくる/性を得る/人を得る/人をつくる/それる/悩む
1. 被服の人間行動学
1.1 「着衣行動」の研究視点
1.2 なぜ人間は衣服を着用するのか
2. なぜまとうー人間の着衣動機ー
2.1 なぜまとったー着衣起源ー
2.2 なぜまとうー着衣ないし着装動機ー
2.3 着衣動機の役割
2.4 着衣動機の帰属
3. 装うー被服による装飾・整容・変身行動ー
3.1 はじめにー動物の装いの理由ー
3.2 被学行動の研究ー米国と日本ー
3.3 被服による装飾・整容・変身行動
3.4 装いによる情報伝達
3.5 装いによる自己の確認・強化・変容
3.6 装いによる社会的相互作用の促進・抑制
4. 買うー被服の購買・消費行動ー
4.1 消費者の認知と購買意思決定
4.2 消費行為の意味
4.3 社会現象としての消費者行動
4.4 今後の展望と課題
5. まねるー被服と流行行動ー
5.1 被服行動の規定要因としての「流行」
5.2 現象としての流行
5.3 心理的・社会的現象としての流行
5.4 流行採用の個人差
6. 感じるー被服に対する知覚と感情ー
6.1 触覚による知覚と感情
6.2 視覚による知覚と感情
6.3 色の知覚と感情
6.4 その他の感覚による知覚と感情
6.5 拡張される衣服
7. 創造するー被服と芸術行動ー
7.1 はじめにーミッキー・マウスー
7.2 ウォルト・ディズニー
7.3 ミッキー・マウスとウォルト・ディズニーの関係
7.4 「表皮は被服」の伝統
7.5 ショートパンツ
7.6 下半身被服ギャグ
7.7 上着を着たミッキー・マウス
7.8 ウォルトの中年期危機
8. 顔をつくるー化粧行動ー
8.1 顔
8.2 対人魅力
8.3 顔の管理
8.4 化粧行動の心理学的研究
9. 身体をつくるー身体と着衣行動ー
9.1 身体の形態
9.2 身体像と身体的魅力
9.3 身体意識と着装行動
10. 性を得る/つくる
-被服による性の学習と性役割の演出ー
10.1 性役割とは何か
10.2 乳幼児期における性の型づけと被服
10.3 性役割と被服行動
11. 人を得るー人間の発達と着衣行動ー
11.1 発達諸段階における着衣行動
11.2 生涯発達と着衣行動
12. 交わるー被服コミュニケーションー
12.1 「コミュニケーションの道具」としての衣服
12.2 衣服によるコミュニケーション
12.3 印象形成と衣服
12.4 印象管理と衣服
13. それるー被服と逸脱行動ー
13.1 「それる」という現象ー「族」の歴史ー
13.2 「それる」ことの個人的意味ーなぜ「それる」のかー
13.3 「それる」ことの社会的意味ー「それる」ことの影響ー
14. 律するー服装や髪型をめぐる教育臨床ー
14.1 一般的な規制批判論
14.2 一般的な規制支持論
14.3 現場的な規制支持論
14.4 現場的な規制批判論
15. 索引
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