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ウイルス学の専門家として、世に伝えるべきことがある。日本の自粛要請は過剰であり、スポーツイベントやコンサートの中止は不要だった。ルールを決めれば、飲食店を休業にしなくてもよかった。そして、子供がワクチンを打つことについては強く疑義を呈したいーー。 SNSでいち早く新型コロナ対策を呼びかけて話題になった研究者が、批判覚悟でCOVID-19から学ぶべき教訓を語り、警鐘を鳴らす。また、米国の試薬会社の重大なミスを発見した「ウイルスRNA混入事件」、獣医学者として被告人の弁護側鑑定を請け負った「今市事件」を回顧。科学研究についての持論も述べる。 (目次より)・ウイルス学を知らなかった医師たち ・エビデンスについての誤解 ・コロナワクチンは全身の細胞に入り込む ・ワクチンには細胞性免疫を高める効果があるが ・試薬会社、NIHへのささやかな抵抗 ・今市事件ーー獣医学者としての責任 ・研究者として大切なこと
レビュー(43件)
小説でも無い本の評価(満足度)をするのは難しいですが、マスコミが垂れ流す科学的根拠に基づかない新コロナに対する対応は私も懐疑的に見ていましたが、この本と、他の情報を合わせて疑問が解消出来ました。巨大な利権と戦える勇気ある科学者が今求められていると思います。
研究者の視点
東京大がをスキップするほどの能力の先生の書いた本です。研究者の視点がおもしろいです。
ウイルス学者の第一人者 宮沢孝幸先生
宮沢先生のTwitterをいつも拝見しているので購入いたしました。先生はTwitterでもそうなのですが、誰にでも分かりやすい言葉を選んで丁寧に解説してくださるので、この本も、とても読みやすかったです。読んですぐに理解出来るため内容が頭にストンと入ります。 沢山の情報が得られる時代だからこそ、本質を見極めたい。宮沢先生の言葉にいつも力をいただいています。全身全霊で覚悟を持って発信し続けてくださっている宮沢先生にこの場をお借りして感謝の気持ちを伝えたい。本当にありがとうございます。
宮沢先生の誠実さが伝わってきます。しっかり自分で考えなければならない時代。そして先生の教育、育成法、勉強になります。
先生の人となりがわかって一日でよんでしまいました。