没後32年を経ても愛読者が絶えない『麻雀放浪記』を始めとした阿佐田哲也の麻雀小説。その純然たるファンを自認する北上次郎氏が、積年の「阿佐田哲也論」を集大成! 『色川武大・阿佐田哲也電子全集』(小学館)の完結にともない、福武書店版全集と小学館版電子全
集に寄せた「解説」をまとめ、徹底的に加筆修正を施した《阿佐田哲也全作品・完全ガイド》!
第一章 『麻雀放浪記』はこう読め!
生き方としての「麻雀放浪記」--「青春篇」「風雲篇」
“苛立ち”と“優しさ”--「激闘篇」「番外篇」
獣になって生きることを教える「無法者の書」
第二章 その後の「ドサ健」と「坊や哲」
驚きの『ドサ健ばくち地獄』
阿佐田哲也の模索
第三章 ヒリヒリする博打小説からユーモア・ピカレスクヘ
麻雀と手ホンビキとギャンブル小説
ユーモア・ピカレスクの誕生
移行期の博打小説
第四章 やみつきになる! 阿佐田哲也の短編小説
阿佐田哲也の短編小説から二十七篇を選ぶ
初期短編小説の面白さ
第五章 阿佐田哲也あれこれ
「色川武大・阿佐田哲也」の原点
阿佐田哲也の神髄、ここにあり!
阿佐田哲也と私
「元ネタ」と「創作」の秘密
阿佐田哲也の競馬小説
ギャンブルの日々と阿佐田哲也ー「あとがき」にかえて
卷末資料
レビュー(0件)