『エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計』は、2003年の刊行だったにもかかわらず、大型ソフトウェア構築時につきまとう不透明感を払拭するための指針として現役技術者に多大な影響を与えた。ある意味、エリック・エヴァンスの先見性によって、今日、必要とされるパタン/アンチパタンが整理されていたためだ。
とはいえ、それからすでに11年。ベースとなるオブジェクト指向はそれほど大きな変革はないものの、この10年の間にコンピューティングの対象は大きく増え、さらにドメイン駆動設計をコトバでは知っているものの、経験値のまだ低い技術者の増加もあり、理論だけではなく現状に則した形で体得する必要性が増している。
本書はDDDの考え方はもちろん、コミュニティや実際のビジネスシーンのなかから実践的な方法論を精錬し、いわば21世紀(初頭)型ドメイン駆動設計を伝授するものであり、現在のニーズに合致する内容で構成されている。
第1章 DDDへの誘い
第2章 ドメイン、サブドメイン、境界づけられたコンテキスト
第3章 コンテキストマップ
第4章 アーキテクチャ
第5章 エンティティ
第6章 値オブジェクト
第7章 サービス
第8章 ドメインイベント
第9章 モジュール
第10章 集約
第11章 ファクトリ
第12章 リポジトリ
第13章 境界づけられたコンテキストの結合
第14章 アプリケーション
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