協働に寄与する見通しの上で行為できる基準を立てることは,「公正な協働」を共に展望するための手段である.その展望を示し,これに乗る者には事後的な支持を与えることが本書の協働観である.
序 文
第1部 「私」「私たち」「みんな」の関係を組み直す
第1章 人生の「お膳立て」原論
第2章 構造か資質か? 共生の条件
第3章 地続きか飛躍か?「私」「私たち」「みんな」の接続関係
第2部 社会政策の中の集合行為問題
第4章 集合行為・文明化・社会政策
第5章 統治次元における協働の意味
第6章 集合行為問題へのアプローチとしてのシティズンシップ
第3部 システムシティズンシップ -協働とバランスの背景ー
第7章 社会的信頼と社会的知性
第8章 つりあいと責務 -協力の条件づけとしての社会権ー
第9章 統治観点としてのシステムシティズンシップ
第4部 現代福祉国家における協働のお膳立て
第10章 福祉国家論における協働論の再構成
第11章 「理性」の活用による「知性」の実質化
第12章 統治次元へ -協働のお膳立て方法ー
第5部 機能分化状況下の社会権統治
第13章 社会政策領域の集合行為問題
第14章 協力の公序と社会権保障
第15章 集合的社会権保障とシステム市民
あとがき
参考・引用文献
人名索引
事項索引
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