本書では、初学者に配慮して、まず第1部「企業簿記の基礎」で、簿記一巡の取引として会社の設立から営業取引、決算まで解説し、さらに経営分析の基礎を学習できるよう配慮するとともにその背景にある会計思考についても言及している。第2部「企業取引要素の記録」では、個別的な取引は取引例を示し、1つの取引において自社のみならず取引の相手先の会計処理や仕訳も示すことにより、学習の充実を図っている。また、企業会計の背後にある会社法や会計基準等がその局面でどのように扱われているかも解説している。第3部「決算と財務諸表分析」では、年次の個別財務諸表および連結財務諸表の作成は、実在する企業の数値によって作問し、それを利用して経営分析ができるよう工夫している。
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