高遠が終始懊悩しているのが何とも息苦しく感じられる上、共感も同情もし難く、読み通すのがしんどかったです。 実在の人物や他の作品の登場人物も描かれているし、趣旨も趣向も汲み取れるけれど、決定的に作品を楽しめませんでした。 続編もあるようですが、そちらはどうなんだろう...。,ひさしぶりに、京極ワールドで満足しました。本が好きで好きで、いろんなサイドストーリーが妄想できます。,おもしろかった! 明治20年代の東京が舞台。 “書楼弔堂“ そこに訪れる客は月岡芳年、泉鏡花、勝海舟、岡田以蔵、井上圓了、ジョン万次郎…。 京極ファンならずとも、楽しめる内容ではないかと。 「巷説百物語シリーズ」「百鬼夜行シリーズ」を読んでいる方なら、もっと楽しめると思います。 あの、名前が。あの、出来事が。あの、神社が。 第2弾『炎昼』も楽しみ。
レビュー(57件)
高遠が終始懊悩しているのが何とも息苦しく感じられる上、共感も同情もし難く、読み通すのがしんどかったです。 実在の人物や他の作品の登場人物も描かれているし、趣旨も趣向も汲み取れるけれど、決定的に作品を楽しめませんでした。 続編もあるようですが、そちらはどうなんだろう...。
ひさしぶりに、京極ワールドで満足しました。本が好きで好きで、いろんなサイドストーリーが妄想できます。
おもしろかった! 明治20年代の東京が舞台。 “書楼弔堂“ そこに訪れる客は月岡芳年、泉鏡花、勝海舟、岡田以蔵、井上圓了、ジョン万次郎…。 京極ファンならずとも、楽しめる内容ではないかと。 「巷説百物語シリーズ」「百鬼夜行シリーズ」を読んでいる方なら、もっと楽しめると思います。 あの、名前が。あの、出来事が。あの、神社が。 第2弾『炎昼』も楽しみ。