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我々が信じる合理的選択、科学的認識、論理的思考は、絶対的なものではない!世界の根源に関わる事象と密接に関連する人間の「理性の限界」と可能性をディベート形式で平易に描く論理学入門書。 アロウ、ハイゼンベルク、ゲーデルらの思索を平易に解説しつつ、人類が到達した「選択」「科学」「知識」の限界論の核心へ。 知的刺激にみちた、「理性の限界」をめぐる論理学ディベート。 序章 理性の限界とは何か 第1章 選択の限界 投票のパラドックス/アロウの不可能性定理 囚人のジレンマ/合理的選択の限界と可能性 第2章 科学の限界 科学とは何か/ハイゼンベルクの不確定性原理 EPRパラドックス/科学的認識の限界と可能性 第3章 知識の限界 ぬきうちテストのパラドックス/ゲーテルの不完全性定理 認知論理システム/論理的思考の限界と可能性
レビュー(213件)
暇なときにどうぞ
ざっと読んで大枠を知るには良い本です。ただ、本当に理解するにはもっと専門的は本を読まないと・・・
投票は民主主義のもと行われている。 国民の総意がもっとも反映される方法である。 実は、違う。 完全民主主義は追求できない。 なぜか? 本書でどうぞ。
新聞の書評をみて
朝日新聞の書評を見て購入しました。期待ほどではないかっかのですが、なかなか、知的な刺激があって面白かったです。大学生のころ読んでいたら良かったかなと思います。あまり考えない学生にはお勧めしたいです。
家族にたのまれて。
家族のために買いました。 ポイントもつかって買えてよかったです。
難解な部分もあるが
相対性理論などを文系の人間でも分かりやすく説明 されていて、とても興味深い本だった。 2ちゃんねるなんかで時々出てくる、色んな理論が めちゃくちゃ分かりやすく解説されている。 本の内容は、ディスカッション形式のものを文書化して あって面白かった。 難しい理論がどんなものか、知りたいヒトにはオススメ。