著者の岩崎航は、仙台市在住の37歳です。 3歳で進行性の筋ジストロフィーを発症。 現在は常に人工呼吸器を使い、 胃ろうから経管栄養で食事し、 生活のすべてに介助が必要な体で ベッド上で過ごしています。 しかし、自殺願望に覆われた10代、 身体の苦しみに苛まされた20代を越え、 30代の今、力強くまたユーモアを交えた詩を 生み出し続けています。 管をつけると/ 寝たきりになると/ 生きているのがすまないような/ 世の中こそが/ 重い病に罹っている (「貧しい発想」より) ただの闘病記にはない、 すべての生きる人に勇気を与える 新時代詩人のデビュー作です。
レビュー(24件)
テレビで岩崎航さんを知りました。勇気をもらいました。
何度も読みたい
生きること死ぬことは簡単なことじゃない、生きているから生きるのではなく、自分の意思で生きるんだ。そう思わせてくれました。 「生きろ」という言葉がこんなに強い力を持っていることに、初めて気付きました。 自分の命を輝かせたくなる詩集です。 沢山の人に読んでほしいです。
単に感動したという言葉だけでは片づけられない生きるということの厳粛さを感じました。 作者の生きる力強さを感じるとともに、それを支え続ける御両親の強さを痛切なほど感じます。 母親の作者を励ます言葉に、希望を超えた決意を感じた作者は人間として立派だと思います。 極限の状況に置かれようとも、どこまでも人間として生き抜く生命力そのものが幸福なことなのだと思います。 難信難解なことですが。 生きねば!
皆さんに読んで欲しい
テレビで岩崎航さんを知り早速購入しました。感動しました 今母が涙流しながら読んでます。たまたま入院中に二回テレビで見ました。私も岩崎さんまではいかないけど死にかけた人間です。命の大切さ親の有り難みなど心にグサリときました。ありがとうございました。
満足!
時間がかかりましたが、やっと到着しました。