なぜ〈遠い大陸〉アフリカを学ぶのか。そこでみられる自然、生活、世界観は私たちの住む日常とは別世界。他方で紛争、貧困、移民・難民、感染症など、現代世界を語るキーワードが凝縮していて、どこかで私たちと繋がっている。そんなアフリカを多面的に描き出した入門書。
序 章 アフリカ世界の魅力(遠藤 貢)
第1章 地理と自然ーー多様な景観が織りなす大地(藤岡悠一郎)
コラム1 多様な生態資源と食文化(藤岡悠一郎)
第2章 人々と生活ーー多様性、連続性、創造性(佐川 徹)
コラム2 「正しい法」の承認ーー外部からの介入が受容されるとき(川口博子)
第3章 人々の世界観ーーひらかれ、つながる秩序と信念(橋本栄莉)
コラム3 悪魔と妖術師(村津 蘭)
第4章 独立前の歴史ーー複数世界のなかのアフリカ史(中尾世治)
コラム4 歴史を再構成するための手法(中尾世治)
第5章 独立後の歴史ーー国家建設の期待と苦悩(阪本拓人)
コラム5 モブツーー冷戦の創造物(武内進一)
第6章 国家と政治ーー揺らぐ国家像と政治体制の変容(遠藤 貢)
コラム6 Extraversion--外向性・外翻(遠藤 貢)
第7章 経済と開発ーー市場のなかのアフリカ(出町一恵)
コラム7 統計がないということ(出町一恵)
第8章 越境する人々--移動によって広がるアフリカ世界(松本尚之)
コラム8 アフリカの中華料理(川口幸大)
第9章 感染症ーーアフリカは感染症対策の主役となれるのか(玉井 隆)
コラム9 「マラリアなので早退します!」
--感染症と共に在る世界での生き方(玉井 隆)
第10章 教育ーー問われる学校の意義(有井晴香)
コラム10 カンニングーー通信環境の発達の影(有井晴香)
第11章 社会的包摂と排除ーー見落とされてきた地域社会の構成員(仲尾友貴恵)
コラム11 ジェンダーーー新たなアフリカの発見にむけて(眞城百華)
第12章 国際関係ーー重層的つながりのなかでの国家(阪本拓人)
コラム12 現代アフリカの水政治(hydropolitics)
--ナイル川をめぐる流域国間の対立(阪本拓人)
第13章 日本との関わりーーその歴史を辿る(溝辺泰雄)
コラム13 ナイジェリアの「日本通り(ジャパンロード)」(溝辺泰雄)
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