詩人・文芸評論家の北川透と、詩人渡辺玄英らが中心となって結成された「鯨々同人会」による同人誌。
「これまでの〈もの書き〉としてのわが生涯は、同人誌活動によってこそ、支えられてきた」とする北川(「西日本新聞」2019年9月8日)と、若手の詩人らが生みだす新しい詩と評論への挑戦。
【詩】
波の声(イたみ(の 渡辺玄英
浜浦台の仮題による九の変奏 北川透
【連載評論】
誰もがいる場所 第一回 谷川俊太郎『詩の本』(集英社)から 北川透
狂人語り・寓喩・異世界 第一回 芥川龍之介「河童」をめぐる三つの問い〜(一)狂人語り〜 池上貴子
【論考】
谷崎潤一郎に見る唯一不変の美〜『少将滋幹の母』を中心に〜 有澤裕紀子
黒衣の人々が急ぐ街 太宰治『メリイクリスマス』考 山口洋子
【エッセイ】
贄としてのゴジラ 核の記憶と戦争の記憶 渡辺玄英
「鯨の会」読書会年譜 池上貴子
編集後記
レビュー(0件)