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原田マハ3年ぶり長編アート小説がついに単行本に! 「ワぁ、ゴッホになるッ!」 1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。 しかし、絵を教えてくれる師もおらず、画材を買うお金もなく、弱視のせいでモデルの身体の線を捉えられない棟方は、展覧会に出品するも落選し続ける日々。 そんな彼が辿り着いたのが木版画だった。彼の「板画」は革命の引き金となり、世界を変えていくーー。 墨を磨り支え続けた妻チヤの目線から、日本が誇るアーティスト棟方志功を描く。 感涙のアート小説。
原田マハ3年ぶり長編アート小説がついに単行本に! 「ワぁ、ゴッホになるッ!」 1924年、画家への憧れを胸に裸一貫で青森から上京した棟方志功。 しかし、絵を教えてくれる師もおらず、画材を買うお金もなく、弱視のせいでモデルの身体の線を捉えられない棟方は、展覧会に出品するも落選し続ける日々。 そんな彼が辿り着いたのが木版画だった。彼の「板画」は革命の引き金となり、世界を変えていくーー。 墨を磨り支え続けた妻チヤの目線から、日本が誇るアーティスト棟方志功を描く。 感涙のアート小説。
レビュー(213件)
大変おもしろかったです!大満足です!素晴らしかった!
棟方志功の作品は大好きである。 ただ、ストーリは内助の功的な要素が強く、途中から読んでいて自らの体験と重なり辛い記憶を追体験してしまったため満足度は1つにしました。 家で、チヤのようにこんなにサポートしてくれる人がいれば、だれでももっと活躍できるのかもしれない。 原田先生の作品にも、女性アーティストの作品が増えてきたら面白いなと思っています。
原田マハさんの美術に関する物語が大好きです! 今回もとても引き込まれました!
棟方の人間としての迫力
棟方の版画ははくりょくまんてんですが、人間としてもとても誇大な心を持っていた人であることを教えてくれました。
東北弁が素朴で温かい感じで、とても親しみやすく良かったです。