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M.B.ゴフスタイン「海のむこうで」(原題:ACROSS THE SEA)は1968年に出版されたゴフスタイン初期の傑作です。これまで日本未翻訳でしたが、女優・石田ゆり子の初の翻訳、佐々木美香のデザインで50年以上の歳月を経て蘇ります。豪華BOX入りの限定版の『海のむこうで』BOXセットもあります。 ーー 小さな小さな日常のなかに 幸せは宿っていて その一瞬に集中して生きている子供達の時間は 不思議なくらい永遠なものとして 心に刻まれる。 その一瞬を切り取った物語。それが 私の思うゴフスタインの世界なのだ。 (石田ゆり子 「あとがき」より) ーーー(この本について)--- おじいさんと私が時空を超えて出会う話からはじまり、ひと気のない風車に現れた 食いしん坊な鳥のお話で幕を閉じます。収められた5つの物語には、明確なつながりはなく、海と、空のイメージを軸に、私たちそれぞれの記憶が重なって、まるでカスタムメイドのように物語が作られていきます。ゴフスタインの実験性と心がさらわれていく浮遊感、はにかむようなユーモアが混在しています。 第1話:「海の向こうで」 第2話:「リスのお散歩」 第3話:「ソフィーのピクニック」 第4話:「今日という日に」 第5話:「風車」
レビュー(8件)
いいっ
のんびりとした ほのぼのとした 子供の絵本というより 大人の癒やし絵本 ゴブスタインが、もっともっと広まるといいなぁと 感じています
表紙は布張りです。
石田ゆり子さんが翻訳という事で、ちょっと見て見たくて購入。本が布張りでほんとに大切にしたくなる本です。