伊藤博文(初代内閣総理大臣)、山県有朋(第三・九代内閣総理大臣)、 山田顕義(日本大学、國學院大学創設者)、高杉晋作(奇兵隊創設者)、 桂小五郎(維新の三傑)……。 吉田松陰の松下村塾では、 二人の総理大臣をはじめ、幕末から明治の激動期において、 国家の体勢を築き上げた多くの逸材を輩出しました。
しかし驚くべきことに、松下村塾で松陰による教育が行われたのは、わずか2年4カ月。 では、この短い間に、いったいどのような教育が行われたのか? 本書では、その秘密を解き明かし、 それをどう現代に応用するかまでに迫ります。
「なぜ、リーダーは教えないほうがいいのか」
短い期間で若手を成長させ成果を上げたい人はお試しあれ。
今日の企業人教育や学校教育において、
忙しさにまぎれて忘れている大切なことを、
松陰は思い出させてくれます。
本書は、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文などの具体的なケースをたどりつつ、
松下村塾の教育を現代に応用するとどういうことが実現できるだろうか、
という視点でいくつかの提言をしています。
企業の経営者やマネジャー、人事教育スタッフ、そして学校の教育関係者などが、
この本によりヒントを探り、日本の社会に活力を生むことにお役に立てれば望外の喜びです。
(書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■目次
序章 吉田松陰と松下村塾
第一章 松下村塾の誕生と教育の変遷
第二章 吉田松陰の教育
第三章 松下村塾の教育 現代への応用
■桐村晋次(きりむら・しんじ)
1937年下関市生まれ。1963年東京大学法学部卒業後、古河電気工業に入社。人事部長、取締役経営企画室長、常務取締役を経て、古河物流社長。この間、筑波大学大学院(夜間)カウンセリング専攻修了。神奈川大学経営学部教授、法政大学キャリアデザイン学部教授、同大学院経営学研究科教授、神奈川大学特別招聘教授、日本産業カウンセリング学会名誉会長、人材育成学会理事を歴任。40年にわたり、松下村塾の人材育成について研究し、同テーマでの月刊誌への連載、新聞・雑誌への寄稿をはじめ、企業・教育研修期間での講演も多数行っている。
主な著書に、『人材育成の進め方』『人事マン入門』(以上、日経文庫)、『日本的経営の何を残すか』(共著、ダイヤモンド社)、『新入社員教育のすすめ方』(日本生産性本部)、『キャリア・コンサルタント その理論と実務』(共著、日本産業カウンセラー協会)などがある。AE7
レビュー(0件)