社会学において科学的であるということはいかなることか。観察、一般化、仮説の過程、そして言語的論理と数学的論理との違いを論じつつ、科学としての社会学とは何かを探る。理論と方法の循環モデルは、「ワラスの輪」と呼ばれ、互いに回転しながら科学的過程を構成することを示したものとして著名。本書は、社会科学である社会学の基礎の部分を論じた古典的名著として読み続けられている。(原書:Walter L. Wallace. 1971 The Logic of Science in Sociology. Chicago: Aldine Publishing Company.)
はしがき
第1章 序 文
科学と三つの選択肢
科学的過程における諸要因の概説
デュルケームの『自殺論』にもとづく解説
第2章 観 察ーー測定・サンプルの要約化・母数の推定・経験的一般化
観察
測定
サンプルの要約化
母数の推定
経験的一般化
第3章 経験的一般化ーー概念形成・命題形成・命題配列・理論
経験的一般化と理論
概念形成と命題形成
命題配列と理論
第4章 理 論ーー論理的演繹・仮説・解釈・道具化・尺度化・サンプリング
理論
論理的演繹と仮説
解釈
道具化
尺度化
サンプリング
第5章 仮説検証ーー仮説を採択するか棄却するかという決定・論理的推論・理論
仮説検証
仮説を採択するか棄却するかという決定
論理的推論と理論
第6章 理論の構造ーー説明的ー予測的戦略・範囲・抽象性のレベル・簡潔性・言語
理論の構造
説明的ー予測的戦略
範囲
抽象性のレベル
簡潔性
言語
第7章 結 論
参考文献
訳者解説
訳者あとがき
人名・事項索引
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