こういう自虐的エッセイが好きだ。自意識や妄想が暴走している。特に中学生の頃の回想「友達への道」の年賀状の話。自分も好きな女子に毎年年賀状を出したのに、普通ハガキに年賀と朱書きされた、明らかに圏外だよと言われているような年賀状をもらった過去の傷をグリグリされているようで、痛気持ち良い。全体はエッセイなのだが、時々詩的な書きぶりだったり、最後の頃には短歌が詠まれていて味わい深い。解説が妄想爆裂の三浦しをん嬢なことも必然なんだな。,この方が新聞にコラムを書いていますが、とても楽しみにしています。 が、この本とは全く違う内容で、同一人物だと知ったのはかなり後でした。 文章ってすごいな・・と改めて感じています。,「にょっ記」を読んでファンになりました(^^) で、こちらを購入してみました。 にょっ記のような自然な文章と比べると、ややむりくり書いたかな?と思えなくもないです。 が、「あだ名」に関してのエッセイ、「オーラ」がないなど他の方のレビューにあるように、やっぱり面白いです。 笑いながらどこかで共感を覚える自分に、まさか私もオーラがない?などと不安になったりして...(笑),歌人・穂村弘氏のエッセイ。 「素敵レベル」を上げるべく、苦い"地獄の液体"エスプレッソを飲む練習をしている「ほむりん」 菓子パンが主食の「ほむりん」 初対面の人に「オーラがない」と言われてしまう「ほむりん」 上着のポケットにナッツを入れていて、周りの社員にバレないように仕事中こっそり食している「ほむりん」 大学を出るまで一度もあだ名をつけられたことのない「ほむりん」 あ、あえて彼を「ほむりん」とお呼びしたい。愛をこめて。 なぜここまで私は「ほむりんワールド」にハマったのか。 それはきっと「同じ匂い」がするからだ。 たぶん私が男だったら、きっとこんな感じなんだろうな・・ そうそう、特に「優先順位」のくだりで ・会社から帰るなりすぐパソコンを立ち上げる ・締め切りを一週間過ぎてる原稿を4本抱え ・明日も明後日も会社があり ・そして2日寝ておらず ・5日お風呂に入っていない という状況なのに右手はマウスから離せず、瞬きさえ惜しんでディスプレイを凝視し、ネットオークションに興じる・・といった自分に対して 【あのなぁ、せめてコートを脱いで、さっきから我慢しているトイレに行って来いよ。だが、体が動かない。】 と突っ込む一文で大笑いしてしまった。 そして共感の首縦ふり100回・・あ、いっけない!御髪が乱れたワ(汗) いちいち残念な感じのエピソード満載の「ほむりん」のエッセイ。 これは一日の最後を笑って締めくくりたい人に自信を持ってお勧めしたい。,最近、はまっている穂村弘さんのエッセイ集です。『にょっ記』や『現実入門』が好きな私としては少々物足りませんでした。が、表紙は暗くて少々見えにくいですが動物が隠れているんです。凝っているなーと感心しました。こういうサービス精神、出版社の遊び心はいいですね。
レビュー(199件)
本当はちがうんだ日記
こういう自虐的エッセイが好きだ。自意識や妄想が暴走している。特に中学生の頃の回想「友達への道」の年賀状の話。自分も好きな女子に毎年年賀状を出したのに、普通ハガキに年賀と朱書きされた、明らかに圏外だよと言われているような年賀状をもらった過去の傷をグリグリされているようで、痛気持ち良い。全体はエッセイなのだが、時々詩的な書きぶりだったり、最後の頃には短歌が詠まれていて味わい深い。解説が妄想爆裂の三浦しをん嬢なことも必然なんだな。
この方が新聞にコラムを書いていますが、とても楽しみにしています。 が、この本とは全く違う内容で、同一人物だと知ったのはかなり後でした。 文章ってすごいな・・と改めて感じています。
「にょっ記」を読んでファンになりました(^^) で、こちらを購入してみました。 にょっ記のような自然な文章と比べると、ややむりくり書いたかな?と思えなくもないです。 が、「あだ名」に関してのエッセイ、「オーラ」がないなど他の方のレビューにあるように、やっぱり面白いです。 笑いながらどこかで共感を覚える自分に、まさか私もオーラがない?などと不安になったりして...(笑)
歌人・穂村弘氏のエッセイ。 「素敵レベル」を上げるべく、苦い"地獄の液体"エスプレッソを飲む練習をしている「ほむりん」 菓子パンが主食の「ほむりん」 初対面の人に「オーラがない」と言われてしまう「ほむりん」 上着のポケットにナッツを入れていて、周りの社員にバレないように仕事中こっそり食している「ほむりん」 大学を出るまで一度もあだ名をつけられたことのない「ほむりん」 あ、あえて彼を「ほむりん」とお呼びしたい。愛をこめて。 なぜここまで私は「ほむりんワールド」にハマったのか。 それはきっと「同じ匂い」がするからだ。 たぶん私が男だったら、きっとこんな感じなんだろうな・・ そうそう、特に「優先順位」のくだりで ・会社から帰るなりすぐパソコンを立ち上げる ・締め切りを一週間過ぎてる原稿を4本抱え ・明日も明後日も会社があり ・そして2日寝ておらず ・5日お風呂に入っていない という状況なのに右手はマウスから離せず、瞬きさえ惜しんでディスプレイを凝視し、ネットオークションに興じる・・といった自分に対して 【あのなぁ、せめてコートを脱いで、さっきから我慢しているトイレに行って来いよ。だが、体が動かない。】 と突っ込む一文で大笑いしてしまった。 そして共感の首縦ふり100回・・あ、いっけない!御髪が乱れたワ(汗) いちいち残念な感じのエピソード満載の「ほむりん」のエッセイ。 これは一日の最後を笑って締めくくりたい人に自信を持ってお勧めしたい。
最近、はまっている穂村弘さんのエッセイ集です。『にょっ記』や『現実入門』が好きな私としては少々物足りませんでした。が、表紙は暗くて少々見えにくいですが動物が隠れているんです。凝っているなーと感心しました。こういうサービス精神、出版社の遊び心はいいですね。