二〇九七年、七月。達也は富士樹海に潜伏する光宣を追い、張り巡らされた結界『蹟兵八陣』を破る方法を思案していた。 一方、USNA軍非合法魔法師暗殺者小隊『イリーガルMAP』が達也の暗殺に動き出す。その魔の手は彼の友人たちにも向けられることにーー。 さらに達也の前に立ち塞がる刺客・藤林長正。希代の忍術使いであり亡霊を操る強敵を前にして、ついに精神体をも消滅させる達也の新魔法『アストラル・ディスパージョン』が放たれる!! 水波救出のため、猛進する達也。しかし彼の前に次は『あの男』が『最悪の敵』となって立ちはだかるーー!?
レビュー(19件)
みのるの変化が面白い。
期待通り物語の変化も面白くすぐに読み終わりました。みのるの変化が良かった。
定期購入中の文庫です。面白いと思います。
さっそく読みましたが、とても良かったです。
何が凄いといって、もう29巻です。 そんなにも続いていているのに、さらに新技も会得してしまいました。 ただ「俺TUEEEE」系に本来あるべき圧倒的な爽快感がないのは、如何なものかとも思います。 溜めに溜めてからの無双──なので爽快感ばかりでは構成が成り立たないのは承知の上ですが…。 何か物語全体が更年期障害になっているような気がします。
結局のところ九重は強いのかわからないなあ。