2020年10月〜12月に行われた第33期竜王戦七番勝負では、読売新聞社が竜王戦史上初めて対局室にスチールのリモートカメラを入れて、豊島竜王と羽生九段の一挙手一投足を追いました。
動画ではとらえることのできない、棋士の表情や所作の決定的瞬間。撮影した3万枚を超えるカットの中から未公開を含む約200枚のベストショットを厳選し、対局中の棋士のリアルな姿を一冊にまとめました。将棋メシやおやつなど、激戦の合間のほほえましいカットも掲載しています。
羽生九段のグレーヘアーの魅力や世界遺産・仁和寺の会場設営の秘密に迫るコラム、勝敗を分けたポイントを探る観戦記など、読み物を充実しています。
レビュー(4件)
リモートカメラで普段なかなか捉えられない角度から、しかも対局中の撮影を実現していて斬新でおもしろい!!!
ただただ感動の一冊、買って良かったです。 棋譜を見ただけでは絶対にわからない、二人にありがとう!
藤井二冠から入った方も是非
竜王戦中、Twitterで読売竜王戦公式さん、読売写真部さんで公開される両先生の迫力のある姿を捉えた芸術的な写真に魅了されていました。 この写真を撮った若杉さんはスケートの羽生結弦選手の写真で表彰された事のある読売のエースカメラマンだそうで納得の出来、この写真集は想像以上の仕上がりでした。 写真はどれも素晴らしく、両者の真剣な表情に息を呑みます。見開きで一人を写したものから両者を対比させたもの、細かい動きを追ったもの等、変化に富み、131p中、96pまでがオールカラー(小さい写真入りの各局の詳細なドキュメント、コラムを含む。効果として狙っての白黒写真は数枚あります、これがまた良い写真!)。 全5局の新聞解説を全て収録した観戦記が29p分、最後にファンからのメッセージコーナーと読み応えがあります。届いた日には寝る前にとりあえずサッと見るだけのつもりが引き込まれ、深夜までページを繰ってしまいました。 一週間経ちますが何度も読み返しています。 藤井二冠から入った藤井二冠中心のファンの方、両対局者のファン以外の方にもお勧め出来る内容です。 将棋は各局見どころがあり興味深く、写真は羽生先生の偉大さと格好良さ、豊島先生の盤を前にした鋭い表情、そして両先生ともちょっとかわいらしい(←若杉カメラマンも読売のサイトで言及)、様々な表情を捉えていてとても魅力的。 全体として将棋愛、棋士愛に溢れた力作です。 これで1500円は安すぎる。この価格には気軽に手に取って欲しいとの出版側の思惑も感じられますね。