揚々と戦地へ赴いた若き音楽家。そして父の愛情と苦悩。?
こよなく音楽を愛し、師を得て東京音楽学校(現東京藝術大学)へと進み、オペラ《白狐》の作曲を進める。?
音楽の道を邁進する村野弘二は、しかし1944年11月、フィリピン・マニラへと出征し、還ることはなかった。?
戦地で果てた弘二、煩悶と悲しみの中苦しみ続けた父・貞朗、筆者が訪れたフィリピンのロラ(おばあさん)--?
戦争が一個人にもたらすものの真実を、私たちは忘れてはならない。?
一.応接室の蓄音機 / 二.上野へ!? / 三.時を惜しんで / 四.こるはの独唱 / 五.甲種幹部候補生 / 六.左の車窓 / 七.遺していくもの / 八.雲丹の瓶詰 / 九.東洋の真珠 / 十.駿兵団 / 十一.暴れ川 / 十二.少尉の襟章 /
十三.未帰還兵 / 十四.音楽葬 / 十五.企業戦士たち / 十六.遺された五線譜
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