アジアのトップランナーだった日本は30年もの間、経済が停滞し成長できないでいる。日本経済が再浮揚する姿をぜひみたいという熱望の下で、経済発展論や国際経済学、アジア経済論を専門とする研究者が経済成長論・発展論の分析枠組みや国際比較の視点から日本経済を停滞から再浮揚へと導くための処方箋、政策を提言する。
第1部 現段階の日本経済の課題は何か
第1章 発展段階論からみた日本経済の現段階ー脱工業化の視点(トラン・ヴァン・トウ)
第2章 米国とドイツの成長要因と日本への示唆ー日本企業の国内投資はなぜ低迷したのか(保倉 裕)
第3章 日本の国際競争力の変化ー企業のR&D投資と競争力の関係(苅込俊二)
第4章 日本経済システムの改革と日本経済活性化戦略(西 晃)
第2部 日本経済の再浮揚戦略とは何か
第5章 世界的有望な産業の成長戦略と新時代の産業政策(瀬藤芳哉)
第6章 グリーン成長の戦略的な推進(橋 徹)
第7章 イノベーション創出と産学官連携ー大学発スタートアップ促進課題と戦略(原 正敏)
第8章 日本企業のビジネス戦略ー成長につなげる無形資産の役割(堀 史郎)
第9章 日本農業のあるべき将来ー国際フードシステムの強化(下石川 哲)
第10章 持続的成長と対内直接投資(牧岡 亮)
第11章 人口動態からみた再浮上戦略ー女性労働力を活用するための社会的変革(松本邦愛)
第12章 労働力・人材力の確保ー移民問題を考える(江秀華,カオ・グェット)
第13章 持続的成長の条件ー格差・労働分配問題(牧岡 亮)
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