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朝廷に背き、蝦夷(えみし)の側に身を投じて戦った父藤原経清、叔父平永衡の名を継いだ清衡は源義家の力を借りて乱を治め、藤原に姓を改めて平泉に黄金の都を築いた。堂塔を建て勅使を迎えて栄華を誇る孫の秀衡の許に源氏との宿縁が3たび影を落とす。壮大なスケールで描く、傑作歴史小説ついに完結! (講談社文庫) 朝廷に背き、蝦夷(えみし)の側に身を投じて戦った父藤原経清、叔父平永衡の名を継いだ清衡は源義家の力を借りて乱を治め、藤原に姓を改めて平泉に黄金の都を築いた。堂塔を建て勅使を迎えて栄華を誇る孫の秀衡の許に源氏との宿縁が3たび影を落とす。壮大なスケールで描く、傑作歴史小説ついに完結!
レビュー(54件)
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あらためて東北を旅してみたいと思いました。 ドラマも原作読んでから見たいと思います。
おもしろい
おもしろいです。おすすめです。。。。。。
高橋克彦シリーズ
高橋克彦さんの歴史小説は毎回楽しく拝見させていただいています。 この炎立つをでも間違いのない作品だと思います。
おもしろい
平泉の原点が理解できた。前九年の役と後三年の役をやっと理解できた。
平泉の世界遺産に思う
平泉の世界遺産登録に際し、高橋さんの「火怨」・「炎立つ」を再度読み直し改めて「アテルィ」から「清衡・基衡・秀衡」の時代を振り返りなぜ清衡が地上に「極楽浄土」を実現したかったのかを理解できたように思います。 平泉の世界遺産の取材に際し、どのメディアももう一つの北の商業圏たる「酒田」と「平泉」の関係に触れていないのは残念ですね! あえてカットしたのか分かりませんが、東日本を元気づけようというなら東北の原点が「陸奥国」・「出羽国」にあることを思うと東日本という言葉にこだわらず「平泉」発「東北」を思考してはどうですかね? ちなみに高橋さんの「炎立つ」の紹介地図に出ている「秋田城(秋田の柵)」も発掘が進んでいますよ!