フルカラー版です. ストレスが多い現代社会にあって御朱印は,御朱印帳に書かれている神仏の力や梵字の意味によって人々にそのパワーや癒やしをもたらし,力強い墨書から元気を,優しい墨書からは平安を感じることができます.紙の白と墨の黒,鮮やかな朱印のコントラスト,そして何よりも,流麗な筆致と趣のある朱印のバランスは,和を象徴するアート作品です.戴いた御朱印は,一期一会であり,同じ物はありません. 2018年の大山開山1300年祭を機に,山陰の因幡國,伯耆國,出雲國の地に鎮座するパワースポットとしての神社仏閣を選定し,それにより県内に眠る観光資源を改めて提示することで,自ら訪問し御朱印を戴きたいという興味を喚起するような紹介をしています. 対象は,伯耆三十三観音霊場はもとより,出雲國神仏霊場や因幡伯耆開運八社,鳥取県東部・中部・西部に鎮座する古事記由来の神社,その他由来や名前に話題性のある125の神社仏閣と187の御朱印です. また,御朱印を見ると自分でも御朱印を戴きたくなります.そのため今回,神社仏閣を管理しておられる方の連絡先,御朱印を戴ける場所や寺社の参道,境内の写真を取り入れ,御本尊や御詠歌,見所を知ることによって,さらに自分の御朱印巡りが楽しくなると考え,この一冊の本にまとめました.御朱印は,授かってこそ真の楽しみ方ができるものです. 本書をご覧下さった方が,実際に巡礼される時のガイド役として,利用して戴けたら幸いと思います.また,ご高齢,または身体に障害をお持ちであるなどの諸事情で,自ら巡礼し難い方々に,擬似的でも巡礼の気分を味わってもらい,信仰心は別にして,仏様・神様の前で心を開いたときの心地よさを感じて戴きたい,という思いも強くあります.本書が皆様の寺社参拝のきっかけとなり,御朱印の世界の扉を開く一助になれば幸いです.
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