【輸入盤】ミサ曲集と詩篇歌集 クライン・クーツフェルト&レ・ヌオーヴェ・ムジケ(2CD)
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モンテヴェルディ:ミサ曲集と詩篇歌集(2CD)
クライン・クーツフェルト(指揮)レ・ヌオーヴェ・ムジケ
モンテヴェルディの死後、懇意だった出版人、アレッサンドロ・ヴィンチェンティによってまとめられて刊行された「ミサ曲と詩篇歌集」が成功したため、ヴィンチェンティは翌年には、モンテヴェルディの遺品から未発表のマドリガーレを集めて「マドリガーレ曲集第9巻」を出版してもいます。
CD1トラック1から6までは「4声のためのミサ曲」で、ほかは詩篇歌が14曲と、モンテヴェルディの弟子のカヴァッリのマニフィカト。どれも個性豊かです。 CD2のトラック1から7までは、モンテヴェルディが「聖母マリアの夕べの祈り」と同時に出版したゴンベールのモテットによるパロディ・ミサ「『その時イエスは』による6声のミサ曲」が収められています。
当時、モンテヴェルディは、守旧派「第1作法」の擁護者で評論家のアルトゥージから、作曲手法が伝統に従っていないと出版物まで使って攻撃されており、そうした批判をかわす目的もあったと考えられる作品です。パレストリーナばりの美しさにさらにモンテヴェルディ流のドラマを持ち込んではいるものの、技法は伝統的な「第1作法」に収まっており、同時出版の「聖母マリアの夕べの祈り」の斬新な天才ぶりとは大きく傾向が異なるとはいえ、これはこれで傑作です。
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演奏者情報◆ レ・ヌオーヴェ・ムジケ(声楽&器楽アンサンブル)
2004年12月、クーツフェルトらにより、17世紀前半の声楽曲を最高レベルで演奏することを目的に設立。音楽的、政治的、宗教的に激動した時代の音楽を400年の時を経て蘇らせるだけでなく、現在との関連性を探ってもいます。
◆ クライン・クーツフェルト(指揮、オルガン、チェンバロ)
ハーグ王立音楽院でオルガン、ピアノ、聖歌隊指揮、教会音楽を学んだのち、ニコラウス・アーノンクールやグスタフ・レオンハルトといった演奏家たちの指導も受けてキャリアの基礎を築いています。指揮者、教師として放浪の旅をした後、モンテヴェルディの音楽に魅了され「レ・ヌオーヴェ・ムジケ」を設立。
通奏低音楽器として使用されているオルガンは、クーツフェルトの主導により2018年にクロップ・オルガン工房によって製作されたもので、資金は国立楽器基金によって賄われています。
トラックリスト (収録作品と演奏者)クラウディオ・モンテヴェルディ [1567-1643]
ミサ曲集と詩篇歌集
CD1
◆ 「4声のためのミサ曲」
1. キリエ 4'19
2. グローリア 4'27
3. クレード 5'35
4. サンクトゥス 2'28
5. ベネディクトゥス 1'24
6. アニュス・デイ 4'46
7. ◆ 「主は言われた」I 7'39
8. ◆ 「われ主に感謝せん」I 7'28
9. ◆ 「主が家を建てられるのでなければ」I 6'46
10. ◆ 「主のしもべたちよ、ほめたたえよ」 5'02
11. ◆ 「われ喜びに満てり」I 6'24
12. ◆ 「エルサレムよ、ほめたたえよ」I 6'31
13. ◆ 「幸いな人よ」 7'17
フランチェスコ・カヴァッリ[1602-1676]
14. ◆ マニフィカト 9'10
CD2
◆ 「ゴンベールのモテット『その時イエスは』による6声のミサ曲」
1. キリエ 3'53
2. グローリア 5'17
3. クレード 9'55
4. サンクトゥス 2'15
5. ベネディクトゥス 1'34
6. アニュス・デイ I 3'04
7. アニュス・デイ II 2'09
8. ◆ 「主は言われた」II
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