◇この本は、主に大学において日本国憲法を講義するために作成したテキスト(2024年版)です。各回の授業を受ける前に(1)受講生に問題意識をもってもらうための部分(各章第1節から第3節)、(2)講義中に受講生がその内容の把握に努めるための概念地図(マインドマップ)を作成する部分、そして(3)受講生がその内容の理解を深めるための問題演習の部分(各章第4節)から構成してあります。◆この本を作成するにあたって、(1)の部分で「調べ学習」を促し、(2)の部分で論理的思考の枠組みを確認し、(3)の部分で「実践」や「総合学習」を促すことを意図しました。検索は「調べ学習」でありませんし、答えを知ることは「論理的思考の修得」ではないと私は考えます。読み進める中で何が「調べ学習」で、何が「論理的思考」なのかを理解していきましょう。また、合格答案を作成するだけが「実践」「総合学習」でもないし、暗記科目でもないと受講生に伝えたいため、それぞれの内容について物足りないように作成したところも多いです(講義の中で適宜補います)。理解を深めていく中で<日本国憲法の何が重要なのか>を発見してもらえれば幸いです。
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