人、動物、地域に向き合う多頭飼育対策のために
環境省「多頭飼育対策ガイドライン」策定の背景と内容をわかりやすく解説。
多頭飼育問題を地域社会の課題ととらえ、社会福祉関係者と動物関係者の連携による解決を目指す。
「多頭飼育問題への対策を考えるとき、「それまで自立生活を送れていた人が、いつの間にか周りに気が付かれないうちに不適正飼養に陥ってしまう」という側面に注目する必要があります。」
(本文より)
●著者紹介
打越綾子
成城大学法学部教授
東京大学法学部卒業、東京大学大学院法学政治学研究科博士号取得。
環境省中央環境審議会動物愛護部会臨時委員、長野県環境審議会委員、東京動物園協会評議員、日本動物愛護協会評議員等。主著として『日本の動物政策』(ナカニシヤ出版)、編著に『人と動物の関係を考える』(ナカニシヤ出版)、等。環境省の「社会福祉施策と連携した多頭飼育対策に関する検討会」の座長をつとめた。
はじめに
第1部 多頭飼育問題
1 多頭飼育問題の概要
2 動物愛護管理法と多頭飼育問題
3 自治体における獣医師職員の役割
4 社会福祉と連携した対応策の考案へ
第2部 社会福祉政策
5 社会福祉政策の定義と考え方
6 社会福祉・地域福祉の基盤制度
7 生活保護・困窮者支援制度
8 高齢者福祉・介護保険制度
9 社会福祉政策を振り返る
第3部 社会福祉施策と連携した多頭飼育対策
10 多頭飼育対策検討会設置までの経緯
11 社会福祉施策と連携した多頭飼育対策検討会
12 アンケート結果に見る多頭飼育問題
13 ガイドラインの策定
おわりに
参考文献
謝辞
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