社会発展史の学習の目的は、人類の歴史の歩みの大筋をたどりながら、そこにつらぬく発展法則=歴史法則を学び、歴史の発展にたいする確信を深めることにあります。本書は、唯物史観(史的唯物論)の立場にたって、歴史の具体的な歩みをたどりながら、そこに流れる歴史の大きな発展を探ってきました。世界の歴史の歩みは、多様性と特殊性に満ちあふれています。大事なことは、その多様性と特殊性のなかに貫かれている発展の法則を大筋として理解することです。そのうえで、現代の課題がどのような歴史的経過のなかで形成され、どのような歴史的みとおしが生まれているかを考えることが大切です。現代の課題の歴史的位置づけとこれからの歴史的みとおしをより深く理解することに、社会発展史の学習の最大の意味があるのではないでしょうか。(「あとがき」より)
序 いま、なぜ社会発展史を学ぶのか
1 人類社会のはじまり
第一章 人類の誕生
第二章 人類最初の社会=原始共産制社会
2 前近代の階級社会への移行
第三章 文明社会=古代社会の成立
第四章 封建制社会の成立
3 近代社会の成立
第五章 封建制社会の崩壊過程と絶対王政の成立
第六章 市民革命と資本主義社会の成立
第七章 資本主義社会の確立と労働運動の誕生
4 激動の二〇世紀の開始ー現代社会の出発
第八章 帝国主義の成立と第一次世界大戦
第九章 ファシズムと第二次世界大戦
5 第二次世界大戦後の世界ー現代社会の確立
第一〇章 第二次世界大戦の終結と現代社会の確立
第一一章 冷戦と高度成長の時代
6 グローバル化とこれからの世界
第一二章 ベトナム後のアジアと世界、そして冷戦の崩壊
第一三章 二一世紀の世界と日本
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