日本人男性だった前世の記憶があるアンドリムは、自身が生きているのが乙女ゲームの世界であることに気づく。彼は前世の知識と現世で得た才を活かし、己の運命に打ち勝ち騎士団長のヨルガと番になる。それから三年。アンドリムが相談役として力を貸しているパルセミス王国では、国王ウィクルムの結婚の日が迫っていた。婚礼に出席しようと各国の要人達が集まる中、パルセミスの王城に不気味な木箱が届けられる。その箱の中には、口がきけず、歩くことができないーー「人魚」を想起させる、美しい裸の少女が入っていた。怪しい贈り物から悪意を感じたアンドリムは、箱を送った人物の目的を探り始めるのだが、次第に悍ましい真実が明らかになっていきーー!?
レビュー(5件)
面白い。
1.2巻を読んで面白くて3巻目も期待通りでした。各巻読み切りなので別々に読んでも良さそうですが、私は世界観にハマってしまったので全巻揃えました!
謎解きが魅力的でおすすめ
シリーズ3作め、この巻では主人公の悪役ぶりは薄いです。スタートから最後まで人魚に絡む謎解きがメインで、むしろ周囲の悪が目立つような。悪役はひとりなのですが、主人公以外の登場人物の冷酷さなどが大変魅力的です。 ラブシーンも多いけど濃厚なわりに熱量が低いように感じるのは、やはり謎解きメインの内容だからでしょうか。 本編300ページとアンダルシュにしては薄めです。まだ続きそうな終わりでもあるし、次回作にも期待しています。そして次回作以降、本文中にイラストを入れて頂けますように。口絵にしかイラストが無いのが星一つマイナスなので。
BL小説なので、そういう場面もありますが、人魚姫とか瓜子姫とか、日本の昔話を上手に取り入れてのホラー部分が、とっても興味深く謎解きになっていて、面白いです。おススメ。