行き遅れを心配されつつも両親の小茶屋「たけの家」を手伝っていたおなつ。ところが火事で父は亡くなり、母は寝込んでしまった。浅草猿若町に店を移して再起を図るが、他の店に出遅れた上、奢侈禁止の世とあってなかなか客が入らない。重責と不安に潰されそうな彼女だったが、不器用ながらも自分を励ましてくれる弟をはじめ周囲の支えに気付き、やがて店を背負う覚悟を固めてゆくーー。美味しくて温かな新シリーズ、開店!
第一章 大根役者といかのぼり
第二章 手つなぎ幽霊の東西ちまき
第三章 五目稲荷と一朱銀
第四章 決意を込めた鰻もどき
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