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0〜6歳の育児書の決定版!! ことばとこころの発達について月齢ごとに解説した育児書は、本書が世界で初めてです。 監修者のひとり、東大名誉教授で白梅学園大学学長の汐見稔幸さんは、監修のことばで本書の特徴のひとつとして「全体を通じて、子どもの利益を最優先させていること」を挙げました。 それは、次のようなことです。 育児書というのは、育児をする大人、親のための本です。そのため、親の立場を優先させたり、子どものためと称して親に「正しい育児」を「教えてやる」という調子になったりしがちです。 私たちはこのいずれの傾向にも陥らないように努力しました。どの月齢、年齢でも、子どもはみずから育とうとする力を豊かにもっているということを前提として、その育ちを実現するために親や社会が何をするべきかを示唆するという立場で書かれています…(中略)…親の大変さに共感しながら、子どもの伸びようとする力をどう支えていくべきか、親と一緒に考えていこうというのが本書の立場です。 お母さん、お父さんが心細くなったとき、この本を開けば、新しい気持ちで子どもと向き合うことができる、具体的なアイディアと、心に響くことばにあふれた1冊です。 【編集担当からのおすすめ情報】 育児情報はネットでも手に入れることができます。 しかし、教育学者、小児科医、言語聴覚士の3人の著名な専門家が時間をかけて書きあげた、丁寧で神経の行き届いた本書は、何よりも読む人を安心させ、応援するメッセージに満ちています。 1歳までは1か月ごとに、1歳〜2歳は3か月ごとに、それ以上はもう少し長いスパンで、育ちにあわせたアドバイスが読めます。 からだやこころの発育について知りたいとき、今の月齢の赤ちゃんが喜ぶ遊びを知りたいとき、ことばを増やしてあげたいとき、とても役に立ちます。 本書は、たとえひとりで子育てをしているお母さんでも、この本があれば、自信をもって赤ちゃんを世話することができるように、お母さんが心細くなったときにも、気持ちが明るくなるように、という志を著者と編集スタッフが共有して作り上げました。 赤ちゃんと子どもの病気事典も巻末についています。 生まれてから6年間にお母さん、お父さんが知りたいことを網羅してありますので、とてもお得な1冊です。
レビュー(90件)
すごく勉強になります。おすすめです!!!
口コミをみて気になって購入しました。 届いた時は本の分厚さに驚きました! 読み始めると面白くて時間が空いた時に読んでます! 金額はやすくないですが、購入してよかったです!
ぜひ改定版を出してほしい!
初めての子育てで、どの育児書にするか悩んでいましたが、レビュー評価が良いこの本にして良かったです。最近の本は文章が易しく、挿絵も豊富だと思いますが…。こちらの本はほとんど文章での説明で、情報量が多く、しっかりと専門家が下調べして書かれたことが分かります。でも、文章が「優しい」んです。まるで、慣れない育児に不安になるお母さんにあてた「手紙」を読んでいるかのようです。なので、読むのに負担になりません。また、挿絵もふんわり優しい感じ。6歳まで活用できるという点もお得感があり、年齢に合わせて買い足す必要がない=同じ著者の考え方で一貫しているので育児方針に関して混乱しにくい、と思います。ただ、大分前に出版されたもので載っている制度等が若干古い、病気などの情報、受診の目安なども丁寧に書かれてありますが、こちらは写真があった方が分かりやすいなと思いました。病気の本のみ、買い足す予定です。
良書です。
子供が生まれてから情報社会の波に飲まれて何が正解かわからなくなりこちらを購入。何人かの専門家の視点で詳しく紹介されていたり、赤ちゃん目線のコラムや、豆知識、病気のこと、月齢別の特徴が載っていて、あぁ、次はこういう時期になるんだなと言うのがわかって良い。妊娠中のことも載ってるので、妊娠したら購入してもいいかも。
良い本ですね
保健師という仕事をしていると色々な相談に乗ります。 でも自分の育児経験と、看護婦としての経験だけで「大丈夫…」と言っても納得てきないものです。 この本はそのあたりが分かりやすく書かれており、お母さんたちに説明するときに「こんな感じで説明してみよう」と考える教材として利用しています。優しい思いが詰まった本だと保健師として、そして2児の母として思います。