日本でも圧倒的な人気を誇る建築家フランク・ロイド・ライト。彼が設計した住宅は、大地と自然に調和し、素材の美しさを活かしつつ、まるで植物が成長するように有機的空間が展開する。その根底にあった理念とは、一体どのようなものなのか?無駄を省いたそのデザインは、人間が自らの生活を自由に決定することを是とするデモクラシーの思想に支えられたものでもあった。自らの美学と信条を語り、長く読み継がれてきたライトの主著。建築論の必読書としてだけでなく、アメリカ近代思想や環境論の文脈からも再評価される古典の新訳。100点を超す図面・写真を収録。充実した解説を付す。
レビュー(9件)
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学芸シリーズ?価格のわりには内容が貧弱。本の内容を考えれば図面等・・もう少し綺麗でも良いかな?ちくまは基本的に値段の割には書籍の質が悪い!