私のクラスメイトは全員死んだ。建物疎開作業(土方作業)のために。
あの日、広島中じゅうの中学、女学校1・2年生8000人以上が
動員され、約6000人が死んだ。
平和大通りは子どもたちがつくった道であり、子どもたちの墓場なのだ。
日本教育史上最大と言われるこの事実が、あまりにも知られていない。
子どもたちはお国のために死んだ「最年少の英霊」として靖国神社に
合祀された。しかし、朝鮮半島出身の生徒は外国人としてカットされた。
クラスメート一人一人の遺族を訪ねて記録した著者が、
渾身の力を込めて後世に伝え残したい痛切な事実の訴え。
序章 平和大通りーー少年少女たちの墓場
第一章 慟哭の惨事
第二章 少年少女たちの戦後
第三章 学校の慰霊碑
第四章 運命の分かれ道
--生と死を分けたもの
第五章 靖国合祀ーー最年少の英霊
第六章 死者が「足りない!」
最終章 あの作業は何だったのか
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