新自由主義、グローバリズムが進めた市場化、商品化が社会に浸透する中で、〈ケア〉が注目されている。ジェンダー秩序がもたらす歪みなど、現状の問題点を明らかにするとともに、〈ケア〉を起点とした社会変革の方向を探る。
◆目 次
特集 ケアと資本主義
インタヴュー ケアとは何かーー重度障害者の親の立場から考える その中核にあるもの(児玉真美)
ケアの「規範」--ナンシー・フレイザーの反資本主義的フェミニズムとケアの危機(小山花子)
親密圏とコミュニズムーーハーバーマス、グレーバーにおける〈ケア〉の在り処(三崎和志)
ケア編成の新自由主義フレームを読み解く(中西新太郎)
ケア労働としての保育労働 試論ーー新自由主義保育政策との対立という視点から(蓑輪明子・小尾晴美)
思想のフロンティア
ガザ侵攻下でパレスチナ/イスラエルの研究動向を概観する(早尾貴紀)
スポーツ政策から見た京都「北山アリーナ」問題(棚山 研)
レヴュー・エッセイ
熊沢誠『イギリス炭鉱ストライキの群像』を読む(小西二郎)
研究論文
「ドイツ・イデオロギー」諸草稿における「国家意志」批判と「法学幻想」批判(菊地 賢)
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