カラス女、ヘンテコ店舗、夢の結末ーー雑居ビル管理人を最上階で待つものは。
全編ずっとビルのなか。
最狭(さいきょう)かつ最高の冒険譚!
俺は5階建ての雑居ビル「バベル九朔」の管理人をしながら作家を目指している。
巨大ネズミ出没、空き巣事件発生と騒がしい毎日のなか、ついに自信作の大長編を書き上げた。
だが、タイトル決めで悩む俺を、謎の“カラス女”が付け回す。
ビル内のテナントに逃げこんだ俺は、ある絵に触れた途端、見慣れた自分の部屋で目覚めるーー外には何故か遙か上へと続く階段と見知らぬテナント達が。
「バベル九朔」に隠された壮大な秘密とは?
レビュー(59件)
んー…万城目学っぽいSF感と難解さはあり、これがどう着地するのだろうとワクワクしていたが、最後の着地がふわっとしていた。それがまたこの小説の醍醐味なのかもしれないが、私の好みではなかった。ただ飲み込み切れなかったところもあったかもしれないので、もう一度読もうと思う。
途中まではずっと面白いのに、ラストがちょっと物足りなくて読後感が微妙。こういうのは受け取り方に個人差が大きいと思うけど、個人的には、終わり方に納得いかなかかったかなー。途中まではとても楽しんだ分、最後のがっかり感が大きかったというところです。