医学のあゆみ 神経系リハビリテーションの新潮流─機能回復治療に革新をもたらす最新の知見 285巻8号[雑誌]
・脳卒中などの中枢性疾患の後遺症に対する神経系リハは社会的なニーズも高く、身近なテーマであるが、この分野の最新の知見や未来への構想は、リハ科を専門とする者以外の医療者にとって理解を進めるのが難しい。
・本特集では、DX、AI、再生医療などリハ医療の仕組みや概念を変えうるテーマや、ロボティクス、BMI、磁気刺激などのニューロモデュレーションに関する最新知見をエキスパートがわかりやすく解説している。
・リハ治療は発症からの時期によって戦略を変えるものである。本特集の急性期と回復期という2つの時期におけるリハのトピックスは、幅広い診療科の臨床の先生方にとって明日の診療に応用可能な内容となっている。
■神経系リハビリテーションの新潮流ーー機能回復治療に革新をもたらす最新の知見
・はじめに
・DXによるニューロリハビリテーションの革新
〔key word〕リハビリテーション、ICT、情報、デジタルトランスフォーメーション(DX)、神経科学
・AIを用いた病院内における転倒予測システムの現状
〔key word〕医療安全、インシデント、活動、外傷、転倒、AI
・脊髄再生基礎研究におけるニューロリハビリテーションーー慢性期脊髄損傷を対象とした再生リハビリテーションと物理療法
〔key word〕細胞移植、磁気刺激、電流刺激、再生リハビリテーション
・歩行リハビリテーションロボットが作る歩行再建の新たな形
〔key word〕歩行リハビリテーションロボット、ロボット支援歩行訓練(RAGT)、歩行再建
・磁気刺激療法の新たな応用ーー認知機能改善に向けた反復経頭蓋磁気刺激療法
〔key word〕反復経頭蓋磁気刺激(rTMS)、認知症、軽度認知障害(MCI)、認知リハビリテーション、間欠的θバースト刺激(iTBS)
・Brain-Machine Interfaceによる脳の可塑性誘導と神経リハビリテーション
〔key word〕頭皮脳波、波形分類AI、神経筋電気刺激、電動装具、脳可塑性
・急性期リハビリテーションのEvidence-Practice Gap克服のために
〔key word〕急性期リハビリテーション、早期離床、早期リハビリーション
・回復期リハビリテーション病棟における神経系リハビリテーション医療の進歩と今後の展望
〔key word〕回復期、脳血管系疾患、リハビリテーション
・睡眠の理解がもたらす、脳卒中リハビリテーションの新たな展望
〔key word〕睡眠、不眠障害、睡眠関連呼吸障害、夜間睡眠ポリグラフ検査(PSG)、脳卒中、リハビリテーション
●TOPICS 腎臓内科学
・脂肪由来間葉系幹細胞による重症腎炎改善メカニズムの解明
●TOPICS 神経内科学
・パーキンソン病の認知機能障害は鼻から?--レビー小体病における嗅覚系伝播経路と病態
●連載 医療DX--進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識(18)
・病院から見守られながらの在宅での心臓リハビリテーション
〔key word〕心臓リハビリテーション、ICT、遠隔心臓リハビリ、オンライン管理型心臓リハビリシステム
●連載 救急で出会ったこんな症例ーーマイナーエマージェンシー対応のススメ(8)
・耳に虫、鼻にビー玉ーー取り出し方のいろいろ
〔key word〕耳内異物、鼻内異物、外耳道異物
●FORUM
・先天性横隔膜ヘルニア患者・家族会設立への道のりと今後の展望
本雑誌「医学のあゆみ」は、最新の医学情報を基礎・臨床の両面から幅広い視点で紹介する医学総合雑誌のパイオニア。わが国最大の情報量を誇る国内唯一の週刊医学専門学術誌、第一線の臨床医・研究者による企画・執筆により、常に時代を先取りした話題をいち早く提供し、他の医学ジャーナルの一次情報源ともなっている。
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