ライトノベルの黎明期から、2021年までを
詳細に解説した一冊です。
「ライトノベルとは何か」から始まり、時代の変化に対応し、
柔軟にその形を変えて多様化、複雑化していった
過程を整理していきます。
まずは1990年の「ライトノベル」という名称の発生と、
そこに至るまでの青少年向け娯楽小説の流れを追っていきます。
そして、出版社やレーベルがライトノベルを巡って大きく動き出していく中、
一般文芸との越境、増え続けるメディアミックス、ネット発作品の書籍化ブーム、
小説投稿サイトの登場……など、時代の変化と切り離せないさまざまな事象が
ライトノベルのあり方を少しずつ変えていきます。
作品紹介や用語の解説も含め、これらを紐解いていくと
「ライトノベル」の新たな姿が見えてくるでしょう。
レビュー(6件)
ライトノベルは今やアニメの原作としても人気ジャンルですが、案外その源流については知られていないと思います。その源流から今現在に至るまでの歴史の流れを深掘りしたのがこの本です。特にあの誤植で有名な「ゲーメスト」の編集長だった石井ぜんじ氏が執筆しているライトノベル前夜の解説が実にわかりやすく面白かったです。