「3・11、あの日から短歌を詠み続けてきた人たちがいる。自分の心の内を吐き出して、呟き叫んだ、五・七・五・七・七。みんな、短歌(うた)を詠むことで生き抜いてきた。この三年間の日記を三十一文字で綴るように」。NHKドキュメンタリー「3・11万葉集」は、オンエア後、大きな反響を呼んだ。夫を目の前で津波にのまれ、今は仮設住宅で一人暮らす妻がいる。三十年間勤務した福島第一原発を辞め、帰ることができなくなった我が家に正月の門松を飾る男がいるー。岩手・宮城・福島へ、短歌を探す中、言葉の一語一語に込められた詠み人たち一人一人の想いが胸に迫る、100時間を超える取材を書籍化。
レビュー(0件)