著者が訪れた当時、世界的大河であるにもかかわらず源流域が不明瞭であった最後の大河メコン源流探訪記はじめ、1995年の「メコン川の持続可能な開発に関する協力協定」から30年の時を経て国際社会から注目される昨今、現代化の波で激変した流域民の暮らしの最後の姿を活写する充実のノンフィクション。秘境的要素の強い現流域探訪から豊穣なる中・下流域までを旅して、悠久たる大河の流れと、流域で暮らしていた人々の最後の姿を活写する記念碑的ルポルタージュ。
●第一章 源流域 中国・青海省、雲南省
・メコン源流へ/源流に⽴つ/⼤理 ⼀九⼋五年/西双版納 ⼀九九三年/モンラ 緑三⾓
●第二章 中流域 ミャンマー、ラオス、タイ
・ミャンマー・シャン州 ある占い師の話/北部タイ ケシ畑を⾒にいく/北ラオス・ファイサイ ⾷堂の姉妹/ビエンチャン 仏典とコンピュータ/リーピー 精霊の棲む滝
●第三章 下流域 カンボジア、ベトナム
・アンコールワットを⾒たい/チュレンチャムレの巨⼤⿂/メコンデルタ ⼀九九四年一⼆⽉/メコン河⼝に⽴つ
・元版あとがき/再びのメコン
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