本書は、企業や研究機関などで、これから香料に携わっていく方々のために役立つことを狙いとした、香料と調香に関する解説書である。香料は製品の顔でもあり、製品の人柄にも相当する重要な役割を担っている。本書では、これらの香料をどのようにして調合するのか、その原料となる素材にはどのようなものがあるのか、どのようにしてその香料を決定していくのか、などについて解説した。そのなかでも、特にパヒューマーや香料開発者にとって基礎知識を解説し、調香の基本ともいえる基礎的アコードと、香料の素材情報に関する項目を充実させてある。
レビュー(2件)
12年前に記載された書籍ですが、香料の基礎を 勉強するためには良い書籍であったと思います。 しかし最新の知識を望まれる方には、消化不良ぎみ であると思われます。
香料のことが知りたい人にはいい本です。 有名香水についての裏話?も載っています。 アンバー、シプレ、フゼアタイプの香水の解説 もあります。 ジャスミンの産地別の香りの違いを表にしてある 項目もあり、なかなか興味深いです。 その他の香料の専門書もいくつか所有していますが、香気成分や合成香料の化学式、合成法の解説が大半を占めているのはこの本だけです。