龍に恋う 贄の乙女の幸福な身の上(4)
: 道草家守(富士見L文庫/KADOKAWA刊)/ゆきじるし/ゆきさめ
髪の一筋から 血のひと雫まで この身を捧げましょう
かつての恩人・三好に攫われた珠。帝都で続く少女の失踪事件は、使役する管狐たちの餌とするため、全て三好が仕組んだものだった。珠を取り返すべく駆けつけた銀市と“銀古”の妖怪たちが、管狐たちを圧倒するが、「全部殺せ! 何をしてもだ」という三好の命令により、強大な妖力を持つ管狐は暴走を始めるーー。虐げられていた少女が幸せを知る、帝都浪漫綺譚、第四巻。
レビュー(3件)
旦那様の本性を告げられ改めて旦那様の役に立つ為に身を捧げると誓う珠。お互い少しづつ心の距離を縮めていくのがもどかしくもあり、周りの人間や妖怪たちとの関わりや事情などが丁寧に描かれています。キャラクターそれぞれに魅力があり楽しめます。
最初は面白くなくて購入するのをやめようかと思っていましたが、読み続けていると、あ―だから「龍に恋う」なのか―。と段々面白くなって来ました。
徐々に主人公が自分の意思を持つようになりほほえましいです。辛い過去があるので、幸せになってほしいですね。