天下人・羽柴秀吉に重用され、関ヶ原の戦いでは西軍の主力として戦った宇喜多家最後の当主・秀家。
本書では、とくに豊臣政権における政治・権力・城郭・家臣団などについて指摘すした重要論考10本を収録。
また、宇喜多秀家研究の現状と展望を示した総論および「第4部 宇喜多秀家文書の研究」収載の論考は要必見。
宇喜多氏研究おいて、今後欠かすことのできない論文集。
総論 宇喜多秀家研究の現在地 森脇崇文
第1部 豊臣政権と宇喜多氏
1 織豊政権と宇喜多氏 朝尾直弘
2 漢城(朝鮮国首都)における宇喜多秀家 しらが康義
3 宇喜多騒動の再検討ーー『鹿苑日録』慶長五年正月八日条の解釈をめぐって 石畑匡基
第2部 秀家期宇喜多氏の権力構造
1 宇喜多氏城郭群の瓦と石垣ーー岡山城支城群の諸段階 乗岡 実
2 豊臣期大名権力の変革過程ーー備前宇喜多氏の事例から 森脇崇文
3 文禄・慶長期における宇喜多氏家臣団の構造ーー分限帳の分析から見る重臣層の負担 寺尾克成
4 宇喜多氏分限帳編成の意図ーー秀家の新権力基盤の形成 寺尾克成
第3部 秀家を取り巻く人々の素描
1 年欠三月四日付け羽柴秀吉書状をめぐってーー書状とその関係史料を再読して 森 俊弘
2 本太城主「能勢修理」のこと 畑 和良
3 流人宇喜多秀家の随行者をめぐってーー村田助六の検討を中心に 大西泰正
第4部 宇喜多秀家文書の研究
1 秀家文書の基礎的考察 森脇崇文
2 宇喜多秀家文書目録 森脇崇文編
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