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「問・母とは二度会ったが、父とは一度も会わないもの、なーんだ?」(答・くちびる)。この室町時代のなぞなぞから、当時「ハハ」は「パパ」のように発音されていたことがわかる。日本語の発音はどのように変化してきたのか。奈良時代には母音が8つあった? 「平」を「ヘイ」と読んだり「ビョウ」と読んだり、なぜ漢字には複数の音読みがあるのか? 和歌の字余りに潜む謎からわかる古代語の真実とは? 千三百年に及ぶ音声の歴史をたどる。
「問・母とは二度会ったが、父とは一度も会わないもの、なーんだ?」(答・くちびる)。この室町時代のなぞなぞから、当時「ハハ」は「パパ」のように発音されていたことがわかる。日本語の発音はどのように変化してきたのか。奈良時代には母音が8つあった? 「平」を「ヘイ」と読んだり「ビョウ」と読んだり、なぜ漢字には複数の音読みがあるのか? 和歌の字余りに潜む謎からわかる古代語の真実とは? 千三百年に及ぶ音声の歴史をたどる。
レビュー(23件)
まだ読み始めですが,止まりません。文の調子がなかなか難解ですが、日本語の母音や万葉仮名からの中国の字音の研究から発音を解き明かすなど、興味津々。他の3つの母音を使っていた、ハフィバ云々、面白くて仕方ない
漢字で表現していて良かった。
感じから読み解く日本語の変化。 大学時代の国語学が蘇ってきた。 昔囓った知識が整理され、現代に繋がった感じです。