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美琴は松本市郊外の梓川病院に勤めて3年目の看護師。風変わりな研修医・桂と、地域医療ならではの患者との関わりを通じて、悩みながらも進む毎日だ。口から物が食べられなくなったら寿命という常識を変えた「胃瘻」の登場、「できることは全部やってほしい」という患者の家族……老人医療とは何か、生きることと死んでいることの差は何か? 真摯に向き合う姿に涙必至、現役医師が描く高齢者医療のリアル! 解説・佐藤賢一 プロローグ 窓辺のサンダーソニア 第一話 秋海棠の季節 第二話 ダリア・ダイアリー 第三話 山茶花の咲く道 第四話 カタクリ賛歌 エピローグ 勿忘草の咲く町で 解 説 佐藤賢一
レビュー(64件)
出だしから今まで夏川草介の本と違う物語でした。これから読んでいくのが楽しみにしています。
老人医療とは何かをテーマに高齢者医療のリアルが描かれている。急性期医療、高度医療ばかりに診療報酬が偏り、高齢者医療への対応を国はどう考えるのか?そしてなにより高齢者、その家族はどう医療に向き合うのか?とても深く考えさせらる作品です。
神様のカルテと同じくらい好きです。シリーズ化してほしい。 延命について考えさせられます。一方、花の描写にほっこりもしました。
美琴の話し方が気持ち悪くて読むのが苦痛だった。 桂に対する美琴の言動も少女漫画か?という感じで私には無理でした。
続きが出たら、すぐ買って読みたいです。 何度も、読み返しました。 神様のカルテが好きな方、おすすめの本です。